石綿(アスベスト)問題の経緯

石綿(アスベスト)問題の経緯

2005年にアスベストを使用した資材を製造していた工場の従業員が死亡していたことが日本でも報道された。
2012年には、日本で1400名の中皮腫による死亡者が発生しており、過去の石綿汚染の健康被害が本格的に顕在化し始めている。

2020年から2040年頃に、建築物の解体によるアスベストの排出量がピークを迎えるとの予測があり、
建設業、解体業において石綿(アスベスト)対策は大きな課題です。
年間10万トン前後のアスベストが排出されると見込まれ、今後の解体にあたって建築物周辺の住民の健康への影響が懸念されます。

石綿(アスベスト)について

天然にできた鉱物繊維「せきめん」「いしわた」と呼びます。
極めて細い繊維(直径は髪の毛の1/5,000)、熱や摩擦、耐火性、防音性などに優れている。

用途は3,000種とも言われており、
8割以上は建材 (吹き付け材、保温・断熱材、スレート材など) 製品。
他に摩擦材 (自動車のブレーキ部品など)、シール断熱材など。

石綿の種類

全6種類あり、
日本で使用されたのは、主に3種類。

世界で使われた9割以上は
白石綿 (クリソタイル)

アスベスト輸入量

1970年から2000年までに多く輸入されています。

これが、建材に使われているので、築後50年が経過する2020年以降が解体工事の中で石綿健康被害が危惧されます。

石綿関連疾病とは

中皮種
原因は、石綿。
肺を取り囲む胸膜、肝臓や胃などの臓器を囲む
腹膜などに発生する悪性腫瘍。予後が非常に悪い (2年生存率約30%)
潜伏期間 40年前後
肺がん
原因は、さまざま。(喫煙など)
予後が非常に悪い (5年生存率約15%)
潜伏期間 20から30年程度
石綿肺
原因は、石綿。
吸入により肺が繊維化し、呼吸困難に陥る病気。
症状が徐々に進展、本質的治療法はない
重症者の予後は良くない
潜伏期間 10年程度
びまん性胸膜肥厚
原因は、さまざま。(結核性胸膜炎など)
臓側胸膜の慢性繊維性胸膜炎。石綿ばく露期間は3年以上がほとんど
呼吸障害が徐々に進展、慢性呼吸不全に至る
潜伏期間 30から40年程度

石綿健康被害救済制度

石綿(アスベスト)による健康被害の迅速な救済を図るため、
石綿による健康被害を受けた方及びそのご遺族に対し医療費等の救済給付を支給する
「石綿による健康被害の救済に関する法律 (石綿健康被害救済制度)」が2005年3月27日に施行されました。

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