建設工事受注動態調査報告(令和2年9月)

建設工事受注動態(令和2年9月 大手50社)

「建設工事受注動態統計調査」では、国内の建設業者の建設工事受注動向及び公共機関・民間等からの毎月の受注額を発注者別、業種別、工事種類別、地域別に詳細を把握しています。

先日、令和2年9月分の大手50社の受注額が発表されていましたので、かんたんに解説します。

令和2年9月 大手50社 建設工事受注高

9月の受注総額は 12,429億円
総計は、対前年同月比10.6%減少。

民間工事は、8,684億円
卸売業、小売業、製造業、鉱業、採石業、砂利採取業、建設業等が減少し、
不動産業、運輸業、郵便業、サービス業等が増加した。
対前年同月比17.0%減少、前月の増加から再び減少。

不動産業、電気・ガス・熱供給・水道業、卸売業,小売業等が減少し、
運輸業、郵便業、情報通信業、金融業、保険業等が増加した。

公共工事の状況

公共工事は、3,235億円。対前年同月比28.2%増加。
8ヶ月連続の増加。

海外

9月の海外工事は95億円
(対前年同月比 73.5%減少、6ヶ月連続の減少)

過去3か年の推移


大手の受注高ですので、今後中小企業にもトレンドが伝わってきます。
建設業許可の事業報告書を作成される際にも活用できる数字なので、ぜひご活用ください。

詳細は国土交通省サイト

詳細は国土交通省サイトをご参照ください。

https://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000943.html

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