建設総合統計 (令和2年(2020年)4月分)と年次推移

建設総合統計(令和2年4月分)

先日、建設総合統計(令和2年4月分)が発表されていましたので、かんたんに解説します。

建設総合統計とは

建設総合統計は、国内の建設活動を出来高ベースで把握することを目的とした加工統計です。
建築着工統計調査及び建設工事受注動態統計調査から得られる工事費額を、着工ベースの金額として捉え、これらを工事の進捗に合わせた月次の出来高に展開し、月毎の建設工事出来高として推計しています。

令和2年4月の出来高総計

4月の出来高総計は、 3兆8,733億円であり、前年同月比 0.2%減

うち民間総計は、 2兆3,807億円であり、 同 4.2%減
うち公共総計は、 1兆4,926億円であり、 同 7.0%増

出来高総計 年次推移

国土交通省「建設総合統計(令和2年4月分)」より引用

近年安定して推移しております。
令和2年4月の民間工事の減少が気にかかります。

詳細は東京都のサイト

詳細は国土交通省 総合政策局 情報政策課 建設経済統計調査室 のサイトをご参照ください。

https://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000922.html

建設業許可の事業報告書を作成される際にも活用できる統計なので、ぜひご活用ください。

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